レースガイド


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前回優勝馬:スマイルウィ号

 1991年テレビ埼玉杯1900m戦として創設。距離や施行時期、レース名の変更を経て、2011年から9月に中央交流重賞として施行。2013年にJpnIIIとして格付けされ、2014年からはレース名が現在のテレ玉杯オーバルスプリントに変更された。
 JRA所属馬の1~3着独占は2014・2015年の2度しかない。ノブワイルド、ティーズダンク、スマイルウィと2~3年連続して馬券に絡む馬が続いているように浦和1400mの適性が問われる。
 【1着となった南関所属馬にマイルグランプリ競走への優先出走権を付与】

データ分析

1・2番人気のいずれかを連軸として、地方所属馬を絡めたい

※データは過去10年分(2015~2024年)を対象にした。

1・2番人気のいずれかを連軸として、5番人気以内から相手選び

 1番人気が2勝2着2回3着3回で複勝率70%、2番人気が3勝2着3回3着1回でこちらも複勝率70%。
 1・2番人気が揃って馬券圏外になった事はなく、連対しなかったのも2020年の1回のみ。
 ただ勝ち馬は3~5番人気からも5頭出ており、1・2番人気のいずれかを連軸と考えるのが良さそう。
 6番人気以下は3着2回のみで近6年は馬券に絡んでいない。5番人気以内から相手を選びたい。

【単勝人気別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1番人気 2 2 3 3 40.0 % 70.0 %
2番人気 3 3 1 3 60.0 % 70.0 %
3番人気 2 1 3 4 30.0 % 60.0 %
4番人気 1 1 1 7 20.0 % 30.0 %
5番人気 2 3 0 5 50.0 % 50.0 %
6番人気以下 0 0 2 57 0.0 % 3.4 %

JRA所属馬に割って入る地方所属馬

 JRA所属馬が7勝2着6回3着4回と断然だが、1~3着を独占したのは2015年の1回のみ。
 近9年は地方所属馬が毎年1~2頭馬券に絡んでおり、一捻りが必要。
 地元浦和所属馬は出走頭数も多いものの、2勝2着1回3着4回。2017年から2022年まで6年連続で馬券に絡んでいた。
 船橋所属馬は1勝2着1回3着2回だが、連対率28%・複勝率57%と出走してきたら押さえておきたい。
 大井所属馬は重賞を9勝していたソルテが2着、川崎所属馬は中央から転入3戦目のベストマッチョが2着しているのみ。
 他地区所属馬は14頭が出走し1頭も馬券に絡めていない。

【所属別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
大井 0 1 0 6 14.3 % 14.3 %
船橋 1 1 2 3 28.6 % 57.1 %
浦和 2 1 4 31 7.9 % 18.4 %
川崎 0 1 0 3 25.0 % 25.0 %
他地区 0 0 0 14 0.0 % 0.0 %
JRA 7 6 4 22 33.3 % 43.6 %

勝ち馬は4・6・7歳馬から、5歳馬は紐に留めたい。

 4歳馬が4勝2着1回3着無しで、連対率・複勝率50%。出走してきたら最初に注目したい。
 6歳馬が2勝2着3回3着1回、7歳馬が3勝2着1回3着無し。2016年を除き、勝ち馬は4・6・7歳馬から出ている。
 5歳馬は2着2回3着6回のみで紐に留めるのが正解か?
 3歳馬は2着2回、3着1回だが、馬券に絡んだ3頭はユニコーンS1着馬、ユニコーンSで1番人気に推されていた馬、東京ダービー馬とかなりの実績がないと厳しいか?
 牝馬は2着2回3着1回止まり。馬券に絡んだ3頭は全てJRA所属馬。

【馬齢別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
3歳 0 2 1 4 28.6 % 42.9 %
4歳 4 1 0 5 50.0 % 50.0 %
5歳 0 2 6 17 8.0 % 32.0 %
6歳 2 3 1 13 26.3 % 31.6 %
7歳 3 1 0 19 17.4 % 17.4 %
8歳以上 1 1 2 21 8.0 % 16.0 %
牝馬 0 2 1 11 14.3 % 21.4 %

4~8枠から勝ち馬を探したい。

 10年中8年は4枠~8枠から勝ち馬が出ており。2枠で勝ったのは地元浦和のノブワイルドのみ。
 1枠が一度も馬券に絡めていない以外は、大きな差は無いが2017年以外は7枠か8枠が毎年馬券に絡んでいる事に注意したい。

【枠順別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1枠 0 0 0 10 0.0 % 0.0 %
2枠 2 1 1 6 30.0 % 40.0 %
3枠 0 2 1 7 20.0 % 30.0 %
4枠 1 1 0 8 20.0 % 20.0 %
5枠 2 2 2 9 26.7 % 40.0 %
6枠 1 1 1 14 11.8 % 17.6 %
7枠 1 2 2 14 15.8 % 26.3 %
8枠 3 1 3 11 22.2 % 38.9 %

ある程度の位置でレースを進められる差し馬に注意したい。

 逃げ馬が3勝2着2回3着2回、好位馬が3勝2着2回3着2回。
 対して差し馬が3着2着6回3着3回だが、近3年逃げ馬の馬券絡みは無い。
 追込馬は3着2回止まりで、ある程度の位置でレースを進められる差し馬に注意したい。

【脚質別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着
逃げ 3 2 2
好位 3 2 2
捲り 1 0 1
差し 3 6 3
追込 0 0 2

近2走がマイル以下。好調の470キロ以上の馬

 中央所属馬はクラスターCからの転戦馬が5頭(他1頭同レース競走除外馬あり)、サマーチャンピオンからの転戦馬が5頭。
 地方所属馬はスパーキングサマーカップからの転戦馬が4頭、プラチナカップからの転戦馬が3頭。中心となるローテーションはこの4レースか?
 前2走で1700m以上のレースに出走していたのは2021年3着アランバローズ、2024年2着スレイマンのみ。マイル以下からの転戦馬を中心視したい。
 近7年は前走5番人気以下だった馬は馬券に絡めていない。
 また2回連続で4着以下に敗れていた馬は、2016~2018年に1頭ずつ馬券に絡んでいるのみ。好調馬を狙いたい。
 最後に馬体重が470キロ未満の馬は2021年3着のアランバローズのみで、ある程度の馬格は欲しい事を付け加えておく。

ライター:友好春

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