レースガイド


レースガイド

前回優勝馬:ミチノアンジュ号

 前身である桃の花特別が1990年に準重賞競走に格上げされ現在のレース名となり、その後2009年からSIII重賞競走に、2012年からはSII競走に格上げされた。
 ユングフラウ(junge Frau:ドイツ語)は若い女性という意味で桜花賞のトライアルに相応しいレース名である。
 2018年以降、近7年の連対馬から5頭の東京プリンセス賞馬が誕生しており、桜花賞のみならず南関牝馬クラシック戦線において目が離せない一戦。
 【1~3着馬に桜花賞競走への優先出走権を付与】

データ分析

1~3番人気から軸馬を探して、高配当を狙いたい

※データは過去10年分(2015~2024年)を対象にした。

1~3番人気から軸を選び、穴馬を見つけて高配当

 単勝1番人気は3勝2着2回3着1回で連対率50%、複勝率60%ならまずまずの成績。
 2~4番人気は連対率30~40%、複勝率30~50%。
 1番人気と2or3番人気の組合せで1-2着となった年はなく、1番人気が連対を外した時は、2番人気か3番人気が連対している。1~3番人気から連軸を探したい。
 一方、6番人気以下は頭数が多いものの3勝2着2回3着5回で、2015年・2018年を除き馬券に絡んでいる。
 10回中9回が三連単が5~6桁で、穴馬を見つけるのが鍵となる。

【単勝人気別成績】(過去10回・22年は2着同着)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1番人気 3 2 1 4 50.0 % 60.0 %
2番人気 1 2 2 5 30.0 % 50.0 %
3番人気 0 4 0 6 40.0 % 40.0 %
4番人気 2 1 0 7 30.0 % 30.0 %
5番人気 1 0 1 8 10.0 % 20.0 %
6番人気以下 3 2 5 60 7.1 % 14.3 %

勝ち馬は船橋・大井だが、勢いなら地元浦和所属馬

 船橋所属馬が4勝2着3回3着1回、大井所属馬が4勝3着2回で、勝ち馬の大半はこちらから。
 地元浦和所属馬は1勝どまりながらも2着4回3着3回と複勝率では負けておらず、近4年は必ず馬券に絡んでいる。
 逆に川崎所属馬は近5年で3着1回のみとかつての勢いが無い。

【所属別成績】(過去10回・22年は2着同着)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
大井 4 0 2 29 11.4 % 17.1 %
船橋 4 3 1 20 25.0 % 28.6 %
浦和 1 4 3 20 17.9 % 28.6 %
川崎 1 4 3 21 17.2 % 27.6 %

2~5枠から勝ち馬探し、1・5枠の人気薄は押さえておきたい

 5枠が4勝2着3回3着1回と好成績。
 5枠以外からの勝ち馬は2015年スターローズを除き、2~4枠。勝ち馬は2~5枠から探したい。
 6~8枠で連対した5頭は、2・2・3・3・4番人気だった。
 6番人気以下で馬券に絡んだ10頭は、1・1・1・5・5・5・5・6・7・8枠。迷ったら、1・5枠の人気薄を押さえておきたい。

【枠順別成績】(過去10回・22年は2着同着)

  1着 2着 3着 着外 連対率 複勝率
1枠 0 2 2 6 20.0 % 40.0 %
2枠 2 1 0 7 30.0 % 30.0 %
3枠 2 0 0 8 20.0 % 20.0 %
4枠 1 0 1 8 10.0 % 20.0 %
5枠 4 3 1 12 35.0 % 40.0 %
6枠 0 2 3 15 10.0 % 25.0 %
7枠 1 1 1 17 10.0 % 15.0 %
8枠 0 2 1 17 10.0 % 15.0 %

差し・追込馬が優勢

 逃げ馬・好位からの馬が5勝2着4回、差し・追込馬が4勝2着5回とほぼ互角。
 但し3着は差し・追込馬が7回で妙味はこちらにありそうだ。
 どの脚質も人気馬・人気薄が平均して馬券に絡んでおり、人気は気にしないで良いだろう。

【脚質別成績】(過去10回・22年は2着同着)

  1着 2着 3着
逃げ 3 2 0
好位 2 2 2
捲り 1 2 0
差し 3 3 5
追込 1 2 2

東京2歳優駿牝馬出走馬が断然、ホッカイドウ競馬出身馬もチェック

 ローテーションでは東京2歳優駿牝馬出走馬が2019年を除いて毎年馬券に絡んでおり、15頭と半分を占める。
 同レースでの成績は2桁着順から巻き返した馬が5頭、それ以外の10頭は4着以内と両極端。
 1つ前の浦和開催をステップに参戦してきた馬が3勝2着3回3着1回と健闘。7頭中6頭は勝った勢いでここに挑んでいた。
 ローレル賞出走馬も2020年・2024年を除く8回で3勝2着5回3着2回。10頭中8頭は3着以内馬で、2020年・2024年は4着以下が2頭ずつしか出走していなかった。
 デビュー地を見ると、ホッカイドウ競馬デビュー馬が4勝2着4回3着6回と2019年を除き毎年馬券に絡んでいる。
 南関東デビュー馬で馬券に絡んだのは14頭で、近6年で見ると漏れなく新馬戦で連対していた。

データ分析:友好春

一覧に戻る